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日高歯科クリニックの口腔外科

日高歯科クリニックの口腔外科

お口の中の病気は虫歯や歯周病だけではありません。舌や唇、親知らず、頬、顎の骨、顎関節など様々な部位にトラブルが起こることがあります。そういったお口まわりのトラブルに対して治療を行うのが口腔外科です。

こちらでは新川崎・鹿島田の歯医者、日高歯科クリニックの口腔外科治療についてご説明します。当院には歯科口腔外科の専門医も在籍して治療を行っていますので、安心して治療をお任せください。

口腔内の様々な症状にお悩みの方へ

口腔内の様々な症状にお悩みの方へ

「口腔外科=親知らずの抜歯」という印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、当院の口腔外科が取り扱っている領域は多岐にわたっています。たとえば、通常の歯科医院では対処が難しいようなお口の中の癌に対する処置もそのひとつです。

当院では大学病院を上回るような充実した先端機器を取り揃え、高度な歯科治療を提供しています。オペ室も完備し、これまで様々な難症例にも対応してまいりました。他の歯科医院からはもちろん、様々な医療施設からも患者様が紹介されております。

歯は、お口の中全体の健康が保たれてはじめて“咀嚼機能”という役割を果たすことが可能です。当院では、口腔内の様々な診療を専門医が責任をもって対応しておりますので、お口まわりのお悩みは安心してご相談ください。

当院の歯科口腔外科

当院の口腔外科では、歯やお口まわりのトラブルについて、お口の中だけでなく、顎などの周辺部分も含め総合的に診察しています。親知らずの抜歯から歯牙移植、お口の中のできもの、顎関節症まで、お口まわりに痛みや違和感がございましたら、早めにご来院ください。

口腔癌
  • 口腔癌
  • 口腔癌

お口の中にできる癌で、日本人に発生する癌の5%程度を占めています。日本では40歳以降に発症する頻度が高く、歯肉癌や頬粘膜癌は60歳代、舌癌や口腔底癌、口唇癌は50歳代が多く発症しています。男女比では、男性のほうが高い発症率です。

口腔癌の多くは、知らず知らずのうちに進行しています。他の癌と同じく早期発見が重要ですので、お口の中に何か異変を感じましたら、早めに当院を受診ください。歯科医院での定期的なメインテナンスや検診も早期発見につながります。

癌を引き起こす要因としては、不適切なかぶせ物や詰め物などによる慢性的な刺激、喫煙、飲酒など。治療方法としては、腫瘍の部位とステージに応じて、手術や放射線療法、化学療法のいずれか、あるいはそれらを併用します。

白板症
  • 白板症

口腔粘膜が白く変化する病気で痛みをともなうわけではありません。悪性腫瘍化する可能性がある病変といわれ、慎重な対応が必要です。癌になる前の病気として、外科的に摘出することもあります。

口唇エプーリスや舌エプーリス
  • 口唇エプーリスや舌エプーリス
  • 口唇エプーリスや舌エプーリス

エプーリスは歯肉腫ともいわれ、見た目は突起のような形状をしていますが、癌のような腫瘍とは異なります。組織学的分類では、炎症性エプーリス、腫瘍性エプーリス、巨細胞性エプーリス、先天性および裂状エプーリスなどに分けられます。

原因や誘因としては、不適切なかぶせ物や詰め物などによる慢性的な刺激、歯肉まわりの慢性性的な炎症、ホルモンの関与など。さらに、先天的な異常により発症するエプーリスも知られています。

エプーリスの治療は、病変部分を外科的に切除することが基本です。なお、妊娠に関連して発生する妊娠性エプーリスの場合、出産後に自然消失することもあるので、経過観察を行うこともあります。

地図状舌(ちずじょうぜつ)
  • 地図状舌(ちずじょうぜつ)

主に舌背部に地図状の斑紋が生じる疾患です。自覚症状はほとんどありませんが、まれにしみたり、味覚異常を生じたりすることもあります。成人では1~2%の発症率で、若い女性に多く発症するといわれます。

はっきりした原因が分からず、体質異常や神経性障害、自律神経失調症、遺伝などが考えられますが決定的要因ではありません。有効な治療法もなく経過観察となりますが、痛みがある場合には対処療法をとります。炎症がひどい場合には、消炎剤の投与も検討します。

歯の外傷

滑って転んだり、転落したり、交通事故に遭ったりなど、不慮の事故で歯を強くぶつけると、様々な外傷を起こします。とくに子供の場合、遊びやスポーツでの転倒、友達との衝突などによって、歯が抜け落ちてしまうことも。

歯が抜け落ちてしまった場合には、「再植」することによって元通りになる場合もあります。このためには脱落した歯をできるだけ早く元に戻すことが重要です。歯を乾燥させない状態に保ち、早急に歯科医院を受診してください。

歯の移植

虫歯などで歯を失った場合に、違う歯を移し入れる治療を「移植」といいます。インプラントや入れ歯と異なり、自分の歯を入れるのでからだとの相性もよく、自然な歯を活かせる治療法です。多くの場合、使っていない親知らずを移植に利用します。

顎関節症

口が開けづらかったり、大きく口を開けると「カクン」という音がしたり、食事をすると耳の付け根やこめかみのところが痛くなったりするのは、顎関節症のせいかもしれません。放置しておくと、めまいや肩こり、耳鳴りなどの症状が現れることもあるので、早めの対処が必要です。

顎関節症とは、顎の関節のトラブルによって、痛みや不快な音、ひどいときは口が開かなくなることもある病気です。当院では、日々の生活習慣から、噛み合わせの異常、顎関節の動きなど、様々な視点から検査を行い、顎関節症の原因を見つけて症状改善をはかります。

治療法としてはマウスピースを装着して歯ぎしりや食いしばりによるダメージの減少をはかる「スプリント治療」のほか、理学療法や薬物療法も併用します。